室内なのに屋外を思わせる、工場のようなデザインの家を目指して
家づくりはこの家で2度目になります。
ZERO-CUBEを選んだのは、キューブ型のフォルムが気に入ったのと、セミオーダーでカスタムできるところがいいなと思ったから。
室内なのに屋外のような雰囲気、ニューヨークのダウンタウンの半地下にある建物みたいなイメージが理想でした。
自分たちのイメージを伝えるために紙で模型をつくって、その模型をベースにオリバーさんに見てもらいながら内装材を選びました。
レンガ調のクロスと、階段のスチールの手すりが気に入っています。重たい雰囲気になりすぎないように、バランスを考えました。
家具は、イメージにあうものはすごく高価なので自分たちで作ることに。
ダイニングテーブルは集成板を着色して天板にし、テーブルの脚はガス管を使い、無骨な感じが出るようにデザインして作りました。
ベッドやペーパーホルダー、タオル掛けも手作りです。ガス管や水道管を使って、好みのイメージにすることができました。
靴箱は、スチール製シューズボックスを塗装して、鄙びた感じにしています。
オプションで部屋を追加できたのもよかったですね。和室を追加したのは、将来、両親と同居することを考えたからです。いまは寝室として使っていますが、同居の際には和室を両親の部屋にして、自分は2階のフリースペースを使えばいいなと思っています。
住み心地はとてもよく、機能的にも満足しています。
断熱性能がいいので、冬場は吹き抜けを通して上下階とも暖まります。特にトイレや洗面室が暖かいですね。愛犬のミミちゃんもご機嫌なんですよ。