皆さんこんにちは、オリバー新築事業部の風です!
先日のスタッフブログで、気密に関する内容のものが掲載されています!
そちらでも少し触れていますが、オリバーは全棟気密測定を行っているんです!
でも、実際にどんな風に検査を進めているのか、ご存じの方は少ないと思います🤔
そこで今回は気密検査の進め方についてご紹介しますね♪
①気密テープを貼る
この黒いテープは気密テープといいます。
普通のテープよりも粘着力が高く、しっかりと貼り付くことから外部の空気や雨水を防ぐことができるんです!
このテープを防水シートのつなぎ目や、木材の隙間、タッカー(ホッチキスのような物)などの上から貼り、
家の中に外部の空気が入らないようにします。
この気密テープ貼りは施工管理だけでなく私たち営業も一緒に行い、新築事業部全体でより気密の高い家づくりに努めています💪
②超細部にはウレタンやコーキングを
天井やサッシの隙間などの細い箇所にはコーキングを、金具部分や大きい穴には発泡ウレタンを
というように、隙間の大きさに合わせて使い分けて隙間を埋めています!
発泡ウレタンは吹き付けた直後はとても柔らかいですが、時間がたつとカチカチに固まり隙間をしっかりと密閉してくれる優れものです!
飛び出たウレタンは削って平面に整えてからボードを取り付けます。
③測定開始
この測定器は、室内の空気をすべて外にはきだして、室内と室外の圧力の差を測るものです。
およそ5分ほど機械を回し続け、計3回の測定を行います。
その測定で出た数値を元に、
「住宅全体の隙間面積(㎠)/延べ床面積(㎡)」
の計算式でC値を求めることができます。
また、測定の合間には少しでも数値が良くなるよう、スタッフ総出で隙間を探し①.②を繰り返して補強します!
いかがでしたか?
このようにして気密測定を行い「高気密性能のお家である」ということを証明しています!
先日は1日に2棟のお客様邸の気密測定を行ったのですが、
C値が「0.14」と「0.18」という、非常に高い気密性能だという結果が出ました🎉
つまり床面積1㎡あたり約0.1㎠の隙間しかなく、事実上でほとんど隙間がないと言えます‼
では実際に、家中の隙間を集めた時にどれくらいの大きさになるのかを考えてみましょう。
富山県の平均延べ床面積140.01㎡(総務省 令和5年住宅・土地統計調査)とC値0.18で計算します。
140.01(㎡)×0.18(㎠/㎡)=25.2㎠
これは、単純に家中の隙間をすべて集めても、5cm×5cmの正方形ほどしかないということです!
ご実家や今住まれている建物に置き換えてみたらより分かりやすいのではないでしょうか?
このブログを通して気密測定の方法や、C値が0.1台の凄さを感じていただけたと思います
これからもオリバー新築事業部全体で性能の良いお家づくりに努めていきます💪🔥