皆様こんにちは!
株式会社オリバーの中田悠太です。
3月にも入り、春の訪れを待っている状態ですね。
しかしまだまだ寒い気温帯の日が多く、気温の変化が激しい月でもあるため
体調管理に気を付けていかないとと日々感じております。
寒さを服や、暖房器具で補うのもひとつかもしれませんが
新陳代謝をあげることも必要かと思います。
寒いからこそ運動というのが大事なのだと身をもって感じてます。
何かといいますと、学生時代は部活動に励み、毎日身体を動かしていたため
風邪をひくなどほとんどなかった記憶があるのですが、
運動をしなくなった社会人生活では、
風邪をひきやすくなったり、体調が悪くなることが増えたとすごく感じます。
そういった運動を少しでも行う意識がここ最近増えたことで
ランニングや運動をすることが増えました。
それが日課になるまで意識や、行動をすることを心掛け
日課にしていけるのを目標にしたいと思います。
それで体調の悪化することが少なくなれば実体験として成功といえれば良いなと思います!
さて本日は、「耐震金物」について記事にできたらと思います。
昨年1月に能登地震があったことで耐震について重要度が高まった方が増えたと思います。
皆様の中で、耐震といえば、多くの答えとして「耐震等級」という言葉が浮かぶ方が多いのではないかと思うのですが
違う視点で重要度のある「耐震金物」・「住宅金物」をお伝えさせていただき、
耐震は複合的な要素によるものであるということを再認識して頂けたらと思います。
耐震金物の目的
・建物の耐震性の向上
・安全な住環境の確保
地震の揺れや台風等の強風による揺れによって、木材同士の接合部が緩むのを防ぐ役割があり
接合部を強固にすることによって耐震性を向上させます。
耐震金物を用いる箇所 代表的な金物
【仕口金物】
梁が抜けないようにする金物
【ホールダウン金物】
柱と土台、柱と梁を強く固定する金物
【アンカーボルト】
基礎と土台を固定する金物
【かど金物】
柱の引き抜けを補強する金物
金物ですが、建築会社さんもそうですが、第三者による金物検査も行うことをしています。
工程の中で見えなくなるところだからこそひときわ大事な箇所です。
実際に倒壊しているお家ですが
昨年の能登地震での写真をのせれたらと思います。
1枚目の写真が建物が土台より上が残っている状態です。
2枚目が、1枚目の建物の土台付近を撮影した写真ですが、土台から柱がぬけているのがわかります。
地震によって崩れるというよりも、
土台から柱がぬけることで、建物の荷重でつぶれ、屋根の輪郭がそのままの状態で残っていることが
地震によって倒壊した木造住宅で多いです。
耐震ということで、家を頑丈にすることや、壁の量を増やすなどの要素もございますが、
金物がどれだけ重要かご理解頂ける内容になれば幸いです。
弊社オリバーでは、金物もそうですが、それらをつないでいる
「基礎コンクリート」、「基礎配筋」、「木材の素材」もこだわっています。
実際に能登の現状をまのあたりにしたことで
より、こだわった素材にしたのがよかったですし
私たちの取り組み、考えとマッチしていたと感じます。
実際の構造模型で触れたり、体感をして頂けますと幸いです。