過去のオリバー建築設計の事例を多くご覧になり、ご来店いただいたお施主様からプラン依頼が始まりました。
通常は屋根材として使われるブラックのガルバリウム鋼板立平葺きを4面の外壁ベースに採用し、シンプルで洗練された仕上がりに。
さらに、アルミパネルと窓を連結させ、シャープで突き抜けたデザインを提案しました。
内装はアッシュの床をベースに、コンクリートやレンガの無骨な素材感を取り入れ、鮮やかなブルーと落ち着いたネイビーをアクセントに加えたデザイン。
アイアンやブラックの照明を採用し、個性とこだわりが光るインテリアに仕上げています。
将来、平屋での生活が可能となるよう、LDKから直接つながるフリースペースを設けました。建具には枠も敷居もないため、LDKとの一体感と開放感を演出。
また、扉裏にはお気に入りのマンガコレクションを収納できる工夫を施し、3枚片引き戸を閉じると、外から扉裏が見えないよう配慮し、細部までこだわった仕上がりとなっています。
玄関は、プラン時に気に入っていただいた長土間スタイルを採用。
広々とした土間は、靴の脱ぎ履きがしやすいだけでなく、自転車やアウトドア用品の収納スペースとしても活用できます。
水まわりは、キッチンからすぐにアクセスできる便利な動線を確保しつつ、扉で隠せる分離設計によりプライバシーも守られています。
「洗う・干す・しまう」がスムーズに完結するよう工夫し、家事の負担を軽減。また、帰宅後すぐにファミリークロークへ向かえる動線も確保し、日々の暮らしをより快適で効率的にしています。